大阪テニスファンクラブ 〜草トー・大会の参加者レベルレポート〜

関西(大阪)で行われるテニス大会・草トーなどの参加レベルなどの情報をお伝えします。

インターネットショッピングでラケットを選ぶ際に、ここだけは外したくない4つのポイント

 こんにちは、OTFC管理人です。

 近年、様々なラケットが登場しています。

 次から次へと新作が登場するので、ラケットを買ってもすぐに違うラケットに惹かれるといったことも少なくありません。 

 皆さんは自分の愛用ラケットとどのように出会われたでしょうか。

・なんとなく見た目で

・性能が良かったから

・コーチに勧められたから

様々な理由がありますよね。

 

 ラケットの選び方に正解はないと思います。しかし、正解がなくとも失敗はあるのがラケット選びです。

 試打ができれば失敗する可能性は少なくなりますが、近くにラケットをレンタルしているショップがなかったり、あったとしても自分の普段使っているガットやテンションではないため、しっかりと判断できなかったりします。

 となると、必然的にそのラケットのスペックや、他の人のレビューなどを参考に、インターネットショッピングなどを活用してラケット選びをすることになります。

 今回は、インターネットショッピングでラケットを購入する際のラケットの選び方について、私の持っている知識でお話したいと思います。

 

ラケットを選ぶ際に注意すべき4つのポイント

①重さは最も注意すべき

 さまざまなサイトやブログなどで語られることとして、

「ラケットは重さではなく、バランスポイントやスイングウエイトで判断すべき」

という話がありますよね。

 それは確かにもっともなのですが、そんなことを言われても、イマイチ理解しづらいし、スイングウエイトを知るには結局ショップで図ってもらわないといけません。

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↑重さやバランスポイントはスロート部分などに記載されています

 

 ただし、これはあくまで私の印象ですが、スイングウエイトとかバランスポイントとか関係なく、重いラケットは扱っていても重く感じます。

 これは心理的にも肉体的にもそうです。心理的には無意識に「重いラケットを使っている」と考えてしまい、どうしても扱いづらさを感じてしまいます。

 また、肉体的にいえば、確かにスイングウエイトが同じであれば、重さが違っても振ってしまえば実際の感覚は変わらないのかもしれません。しかし、とっさのボレーの取り回しでは重さがネックになりますし、ずっと重いラケットを握っているという僅かな疲労も蓄積してきます。

 

 こういった部分から考えてみても、やはりラケットの重さというのは非常に重要です。

 よく「男性は300g、女性は280g前後のラケットを」と言われます。しかし、男性であっても300gのラケットってそれほど軽いわけじゃありません。

 こういった目安はあくまで目安として、実際に知り合いなどのラケットを借りてみて、そのラケットで重く感じるなら、それより軽いラケットを。逆に、そのラケットで軽く感じるなら、それと同じか重いラケットを選択肢に入れればいいと思います。

↑大人気モデル『ピュアドライブ』の軽量版

↑女性プレーヤー向けに開発された最新モデル

 

 やめてほしいのは、「このラケットは重いな〜」と思いながら、無理をしてプレーすることです。重いぶん無理に力だけでスイングしてしまい、ミスに繋がることはもちろん、フォームの崩れや最悪の場合は怪我にもつながります。

 個人的には、ラケットは少し軽く感じる程度のものを使用するのがベストだと思います。インターネットショッピングでラケットを購入する際には、今ご自身が使っているラケットの使用感を基準に考えてみてください。

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②フレームの形や厚さに踊らされないこと

 これも色々語られる話ですが、よく、

「このラケットはボックスだから〜」

「薄いラケットだから飛ばない〜」

といった話がありますね。

 ラケットには大きく分けてフレームに2つの形状があります。ボックス形状ラウンド形状です。

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↑ボックス形状(フレームの断面が四角形)

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↑ラウンド形状(フレームの断面が幅広で四角形ではない)

 

 一般的に、フレーム形状が「ボックスであればボールが飛ばない」「ラウンドであればボールが飛ぶ」と言われています。

 さらに、このフレームの厚さ、いわゆる幅ですね。これが薄いか厚いか(広いか狭いか)でも差が出て、「薄いと飛ばない」「厚いと飛ぶ」と言われます。

 こういったフレーム形状と厚さは、スペックなどからも知ることができます。

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↑右のほうが幅が広い(厚い)ことがわかります

 

 フレーム形状と厚さの関係には連携していて、基本的には

・ボックス形状のラケットは薄い(飛ばない✕飛ばない)

・ラウンド形状のラケットは厚い(飛ぶ✕飛ぶ)

となっています。ボックス形状は上級者向けというのは、ラケットにボールを飛ばす力がないため、ある程度スイングスピードが必要であるといったことが理由です。逆に、初心者の方のようにスイングスピードが遅くても、ラウンド形状のラケットであればしっかり飛んでくれます。

 ただし、最近の技術の進歩により、ボックス形状であってもしっかり飛んでくれるラケットもありますし、ラファエル・ナダル選手のように、ラウンド形状のラケットを使うトッププロも数え切れないほどいます。

Embed from Getty Images

↑ナダル選手使用モデルのバボラ・ピュアアエロ

 

 【楽にプレイしたい/テニスを初めたばかり】という方には、ラウンド形状のラケットを選んでおくことが一つの安全策ではあります。しかし、特別なこだわりがなければ、フレーム形状や厚さでラケットを選ぶ必要はないでしょう。

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③フェイスサイズは98〜100インチで選べば無難

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 次に大事なのがラケットのフェイスサイズです。各社様々なフェイスサイズでラケットを展開していますが、おおむね98〜100インチはどのメーカーでもラインナップしている中心的なカテゴリになります。

 一般的には、フェイスサイズが小さいと飛ばない、大きいとよく飛ぶと言われます。

 すでにお手持ちのラケットがあって、もう少し飛びが欲しい場合はフェイスサイズの大きいラケットを、飛びを抑えたい場合はフェイスサイズが小さいラケットを選びましょう。

 初めてラケットを買う場合であれば、98〜100インチの範囲内で決め打ちしておけば余計に悩まずに済みますし、大きな問題になることもないでしょう。

 

 また、極端なフェイスサイズのラケットはあまり選ばないほうが無難です。

 フェイスサイズは小さくなればなるほど、振りやすさ=振り抜きの良さにつながりますが、そのぶんボールは飛ばなくなりますし、わずかながらスウィートスポットも小さくなります。

 フェイスサイズが大きすぎると、そのぶんボールはよく飛びますが、振りにくくなります。初心者の方には「フェイスサイズが大きいほうがボールに当たりやすくなる」からとフェイスサイズが極端に大きなラケットを選択されている方もいらっしゃいます。しかし、テニスはフェイスサイズに関係なく、ラケットの中心付近でボールを捉えることが求められるスポーツです。フェイスサイズが大きいほうが「とりあえずラケットに当てる」ことはできるかもしれませんが、結局フレームショットをしていては意味がないのだということはご理解いただきたく思います。

 もちろん、ご自身の用途に合っているということであれば、極端なフェイスサイズでも構いませんが、基本的には98〜100インチの間で収めておいたほうがいいでしょう。

④いちばん大事なのは「そのラケットを気に入るかどうか」

 これまでさんざん御託を並べてきましたが、ラケット選びに最も大切なのは「そのラケットを気に入るかどうか」です。これ以外にはありません。

 私はかつて、

 「ラウンド形状でフレームの厚い、285gの98インチ」

のラケットを愛用していました。これまでお話してきたような、いわゆる「扱いやすいラケット」を体現したモデルです。実際にそれでプレイしてみると、かなり楽にプレイできますし、プレイ自体の質も良くなったように思います。

 ただ、それで満足できなかったのが「気持ち」でした。どうしても、

 「ボックス形状でフレームの薄い、300g超の98インチ以下」

を使いたくて仕方なかったのです。その結果購入したのが、ダンロップのCX200TOURでした。

 このラケットは、これまでお話してきた目安のスペックとはかなり異なります。重さは310g、ボックス形状でフレームは非常に薄く、フェイスサイズは95インチです。

 これまで楽に扱えるラケットを使っていた身としては、このラケットに慣れるのに非常に苦労しています。ラケットを変えてから肩も痛めました。でも、テニスをする気持ちはかなり充実してきましたし、うまく扱えるようになろうと筋トレやフォームの見直しを行うなど、向上心にもつながってきました。

 

 正しいラケット選びというのは、最終的に自分がそのラケットを使って満足できるかどうかです。これまで失敗しないラケット選びのポイントをご紹介してきましたが、いくらスペック的に失敗していなくても、気持ち的に失敗していては話になりません。

 レビューサイトなど、さまざまな情報が溢れていますが、そういった情報に踊らされず、自分の気に入ったラケットを選んでもらえればと思います。