こんばんは、OTFC管理人です。
全豪オープン2019、早速熱戦が繰り広げられています。
日本勢の結果
日本勢は、伊藤竜馬選手は残念ながら敗退しましたが、西岡良仁選手はサングレン選手に勝利、ダニエル太郎選手は相手の棄権で2回戦へと進出しました。Embed from Getty Images
伊藤竜馬選手
西岡良仁選手
ダニエル太郎選手
女子では、予選から勝ち上がった土居美咲選手は1回線敗退となりました。
土居美咲選手
また、昨日(15日)は、日本勢男女エースの錦織圭選手、大坂なおみ選手が試合を行いました。
結果としては、錦織圭選手は2セットダウンからの挽回、最終的には相手棄権による辛勝、大坂なおみ選手は危なげなくストレートで勝利しました。
錦織圭選手
大坂なおみ選手
明暗を分けた錦織圭選手と大坂なおみ選手
1回戦で思わぬ激闘を強いられたのは錦織圭選手です。
相手は予選から勝ち上がってきた176位のカミル・マイクシャク選手。
錦織選手自身、
「自分のプレーや状態は悪くなく、2セットダウンは相手が絶好調だったから」
という趣旨のコメントを残しているように、錦織選手自体が特別悪かったわけではなく、予選から勝ち上がった勢いそのままに攻めまくったマイクシャク選手の頑張りが、錦織選手を追い詰めました。
しかし、その勢いも灼熱のメルボルンには勝てませんでした。
マイクシャク選手は3セット目から熱中症のような症状となり、ふらつく場面や手が痙攣する様子も伺えました。
結局、3セット目以降は2ゲームしか奪えず、最終的には棄権して錦織選手に勝利を譲りました。
カミル・マイクシャク選手
結果としては、錦織選手の経験と準備が勝った勝負だったと言えますが、不覚を取られかけたこと、1回戦からフルセットを戦ってしまったことは、今後の試合運びに大きく影響するでしょう。
次戦はビッグサーバーのカルロビッチ選手。対戦成績は2勝2敗のタイです。強力なサーブを持つカルロビッチ選手は強敵です。
ゆっくり休んで、リターンの精度を整えてほしいと思います。
スポンサードリンク
大坂なおみ選手は優勝に向けて盤石の勝利
初戦から思わぬ苦戦を強いられた錦織選手とは対照的に、大坂なおみ選手は盤石の勝ち上がりでした。
マグダ・リネッタ選手を相手にストレートで勝利しました。
リネッタ選手とは昨年も一度対戦しているのですが、その際は大坂選手が負けていました。
しかしこの日の試合は、前回の敗北の影すら見せない、まさに圧倒というプレーが続きました。
強弱・コース自在のサービス、高いコートカバー能力と息切れしないスタミナ、一歩コートの中に入り込んで打ち込むショット。
全てに精度がありながらも、十分な余力を感じさせる、1回戦としては100点満点の内容だったのではないでしょうか。
今後の展望
錦織圭選手と大坂なおみ選手、それぞれの1回戦の試合運びは対照的でしたが、とりあえず勝ち残ったことは確かです。
今後、優勝へ向けて頑張ってもらいたいです。
また、西岡良仁選手にダニエル太郎選手も、このチャンスを生かしてドンドン勝ち進んでもらいたいと思います。
敗退してしまった伊藤竜馬、土居美咲両選手は、これまで怪我や不調で苦しんでいました。しかし、それぞれが昨シーズンに復活の兆しを取り戻し、今回の予選勝ち上がりとなりました。今後のシーズンでさらなる飛躍を期待したいと思います。
全豪オープンテニス2019はまだまだ続きます。
WOWOWでは多くの試合を放送していますし、NHKでも録画や生中継で放送予定があります。
引き続き、日本勢の応援と、贔屓の選手の活躍に期待して観戦を続けたいと思います。